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カンボジア見聞録


                            H28.08.19

 カンボジア見聞録 15(食について)

                       柴田幹雄
                       カンボジア在住

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 今回はカンボジアでの食について書いてみたい。料理や食材について詳しいわけではないが、とにかく生活するには何か食べなければならない。一般に海外勤務というとちょっと華やかな感じがするが、それに合っているかどうかは別として、単身生活者のカンボジアでの食に関する見聞をお知らせしたい。

カンボジア料理
 CMACのラタナ長官に挨拶に行ったとき、「日本は中国、ロシアという強国に囲まれているが、カンボジアもタイ、ベトナムという強国に挟まれて・・・・」という発言があって、東南アジア3か国の関係について妙に納得してしまった。料理もタイ料理、ベトナム料理と言えばなにがしかのイメージがあるがカンボジア料理(クメール料理)というと全く知識がなかった。
 カンボジア料理は、タイ料理ほど辛くなく、ベトナム料理ほどコリアンダーなどのハーブの香りが強くない。初めての人にも食べやすい。ただあまり洗練されていないように思う。もっとも私が洗練されたというか、日本人向けにアレンジされたカンボジア料理を食べたことがないだけ言われればその通りだが。
料理の種類としては中華料理のようにスープ、肉・魚料理、野菜料理とサラダそしてデザート・スィーツと分けて、それぞれ焼く、煮る、蒸す、炒めるなど各種調理法があり、無数の料理がある。
 カンボジア料理の基本調味料、日本でいえば味噌醤油に当たるのがプラホックとこれを絞ったトゥッククトライだ。プラホックはフナのような形の小魚を塩漬けにしたいわば塩辛をペースト状にしたものである。塩味とうまみがあるが発酵食品だから独特の香りがある。トゥックトライはいわば魚の醤油で、トゥックは水、汁、トライは魚で文字通り魚醤。タイではナンプラー、ベトナムではニョクマム、日本でもしょっつるがある。

 事務所の近くに地元の人が良くいくビュッフェ形式のクメール料理レストランがある。6品ほどの料理のうち何品かはプラホックの味付けの魚や肉を空芯菜などの野菜と煮込んだ料理である。レストランに入った瞬間にこの匂いに迎えられる。これに少し抵抗があったが、牛モツの煮込み料理などニンニクスライス、ぶつ切りトウガラシをたっぷりかけて食べているうちに慣れてきた。慣れると病みつきになる。また豚肉の生姜焼きは結構いける。ただ肉に生姜を入れるのでなく、生姜の千切りの中に豚肉が入っている、かなりピリッとしたもので生姜料理といった方がよい。中華のような炒め物や揚げ物は一般に食べやすい。シシャモほどの大きさのドジョウのような川魚のから揚げは頭から食べられ、これはおいしい。またココナツの甘い香りのする汁粉のようなデザートもある。好きなだけ食べて2ドル50セント(250円位)だから時々でかける。

                      つづく

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