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カンボジア見聞録


                            H28.08.03

 カンボジア見聞録 10

                       柴田幹雄
                       カンボジア在住

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☆JMASプノンペン事務所
 カンボジアはJMAS発祥の地であり、十数年の活動実績がある。当初は不発弾・地雷の処理に関わっていたが、最近はCMAC(カンボジア地雷処理センター:政府機関だが経費は外国の援助頼み)の要員に対する地雷探知・処理技術等の教育、及び不発弾等の処理の課程教育にも力を入れている。また安全化した地域のインフラ整備も行っている。事業場所は2か所に分かれ、プノンペンにそれらの業務を統括する事務所があり、私が統括代表を勤めている。

 プノンペン事務所は、プノンペン市の中心からやや西側にあり、少し古い住宅・商店街、いわば下町風といった場所である。日本企業のビジネスマンをはじめ多くの日本人はもう少し南東側の新しくてしゃれた所に住んでいるらしい。日本レストランも結構あるが事務所の近所にはあまりない。

 事務所は古いながらも日本人の感覚でいえば大邸宅を借りあげて使っている。門を入ると石畳のポーチがあり車数台の駐車が可能だ。ただ夕立のような雨が降るたびに一面水たまりになってしまう。玄関を入ると広いロビーで、その横の二部屋続きの場所に事務所を置いている。寝室など6部屋くらいあり、会議室もある。私ともう一人の日本人である横山さんはそれぞれ、二階にある寝室の一つを居室にして住んでいる。職住一体の勤務形態だ。月に一度各事業に携わっている日本人専門家や通訳などが集まる会議を行う。その際空いている寝室へ宿泊する人もいるが、この邸宅には幽霊が出るとかでカンボジア人は泊まりたがらないらしい。私自身は気配すら感じないが。

 事務所には私のほか、総務主任の横山さん、事業主任のボラさん、総務・経理担当の女性が3人、ソポアンさん、ロタナさん、レカナさんがいる。そしてドライバーのソフィーさんである。みな有能で明るくて一緒にいて快適な人たちばかりである。
事務所内の会話は原則として英語だ。毎週行う事務所の定例会議も英語。私も多少は英語を話すとはいえ、なんといっても外国語でありいわゆるラングィッジ・バリアーは当然ある。しかも若いころ射撃訓練などで耳栓をしなかったことと加齢により耳が遠くなり、都合の悪い話は日本語でも聞こえない。出発前に買った高級補聴器は家に置いてきてしまった。(出張者に持ってきてもらう予定)さらに私の正統派英語?と違いカンボジアなまりの英語は聞き取りにくい。おまけに事務所の女性はおしとやかに小さな声で話す。大きな声では言えないが、事務所の女性方の英語は今のところほとんどわからない。これはまずいことだから、多くの女性と会話をする機会を積極的に求め研鑽しなくてはいけない。

 ドライバーの、ソピーさんはJMAS発足以来のベテランドライバーである。プノンペン市内知らないところはないくらい詳しい。

                      つづく

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