本文へスキップ

つばさ会は航空自衛隊の諸行事・諸活動への協力・支援等を行う空自OB組織です。

電話/FAX: 03-6274-8644

〒160-0002 東京都新宿区四谷坂町9番7号
ZEEKS四谷坂町ビル 3F つばさ会本部

カンボジア見聞録


                            H28.06.28

 カンボジア見聞録 2

☆---------------------------------------------------------------------☆

カンボジアへ到着!
 プノンペン空港に着陸したタイエアー航空機からターミナルへの接続通路に出ると、すでに日は暮れているのにかかわらず、もわっと熱気に包まれた。タイ経由で来たから結構な長旅であった。  カンボジアはもとより、東南アジアは初めてである。
 日本地雷処理を支援する会、通称JMASのカンボジア現地統括代表という立場で来たが、これからどんな勤務と生活になるのかちょっとワクワクしながら降り立った。

カンボジア第一印象は「交通事情すごい」
 カンボジアの第一印象は強烈な日差しの眩しさと暑さで、連日40度℃である。これから毎日これかと思うと少しめげる。5月は乾季の終わりで一番熱いのだそうだ。










 そして交通事情はすごいの一言。とにかくバイクが多い。日本のスーパーカブやスクーターに似た50ccから125ccくらいのものが主流である。バイクが車をすり抜けるというよりバイクの波の中を車が走っているという感じである。道路は米国のように車両が右側だが、一番右の歩道脇は逆行するバイクもいる。また写真のようにすいていればセンターラインを越えこちら車線も平気で走ってくる。
 またかなりの数のツクツクが走っている。いわゆるオート三輪型のものもあるが大多数はスーバーカブ型バイクが引っ張る屋根付きリヤカーである。 信号機はあまりない。片側2車線で上下4車線ある渋滞気味の道路と片側1車線の交差点は信号機なしで事故もなく交差している。へこみのある車もほとんど見ない。
 走っている車もバイクもツクツクも時速40km弱の速度で走っている。前が空いていても日本のように加速して車間を詰めようとはせず一定速度で走る。JMASの公用車のドライバーはベテランで何度か乗せてもらったから運転要領は理解したがとても自分で運転する勇気はない。交差点に入っていくコツはとにかく一時停止せずやや減速してまずは進入する。一定速度で入っていくのがポイントで、道路を走っている車両は、自分の前に直交する形で車が入ってきたら、その前を横切ってしまえるか、そのまま行けばぶつかるかを判断し、ぶつかると思えば入られた側が減速する。バイクも前を横切るか、減速するか、入ってきた車に行かせてその後ろを行くか判断して操縦する。とにかく一定速度が原則で急加速、急停止はご法度。従ってお互いに周りの車の未来位置を正確に予測して衝突を避ける。日本の交差点のように優先道路などという概念があったらとても交差できない。こちらではとにかく先にするすると頭を突っ込んだ方が優先であるから多少は減速するものの不思議なほどスムースに上下4車線の込み合った車道を横切ってしまう。これはなかなかスリリングではある。そして驚くほどクラクションが鳴らないのもすごい。頭を先に突っ込んだ方が優先だから、それに抗議して鳴らすということはないわけである。

                      つづく

☆---------------------------------------------------------------------☆



              

つばさ会トップページ



柴田幹雄氏


見聞録12
見聞録11
見聞録10
見聞録09
見聞録08
見聞録07
見聞録06
見聞録05
見聞録04
見聞録03
見聞録02
見聞録01