【'15航空祭 in KOMATSUが開催】

 平成27年9月21日(祝月)、'15航空祭 in KOMATSUが、石川県防衛協会、小松基地友の会、空自小松基地の共催で開催されました。

 北陸新幹線開通にシルバーウィークということもあってか、実感として20万人、主催者発表で17万4千人が見学に訪れました。

 飛行展示は、地元303SQと306SQや小松救難隊に加え、飛実のF-2 502号機にグライダー、そしてブルーインパルスと多彩。

 更に便数が増えたのではないかと思われる民航機が演技の合間合間に離着陸。
 F-15の機動飛行は例年にないダイナミックなもので、低く、高く、速く、そして切れの良い演技を披露していました。













 救難展示は、U-125とUH-60Jの連携の元、高度約900mから隊員がパラシュートで降下、模擬遭難者を救助、UHに収容するまでの救難活動を披露しました。近年、災害派遣の現場でその活躍振りを見ることも多く、観客も熱心に見学するとともに、救援の場面などでは拍手がわき起こっていました。



地上展示では、空自所属の各種航空機や基地防空隊の火器・車両、施設隊の除雪機材等が展示されていました。




 第二格納庫では、中部航空音楽隊員四十人や地元の小松工業高校マーチングバンドによる演奏会が開催されました。
 第三格納庫では、F-15のコクピット展示や、ミサイル、エンジン展示で賑わっていました。またANA、JALのブースも設けられ、記念品が配られていました。









 今回の隠れたテーマは北陸新幹線開通と思われ、花自動車、てるてる坊主「かがやいテル」くんに北陸新幹線カラーを見ることが出来ました。

























 ブルーインパルスが始まる頃には会場も一段の混み振りで、人気の高さを示していました。
 晴れの予報ながら、曇り空。所々低い雲がある中を、単機ずつ離陸していくブルー。
 これは、3区分か、4区分かと予想される。
 ダーティフォーメーションで4機が会場に進入し、挨拶の後、5、6番機が離陸。
 5番機が低い、かつてない程の低さ。
 5番機は上昇反転後、ロールしながら会場に進入。会場は歓声と拍手に包まれる。
 この後ブルーは、立て系のキューピッドやさくら等、ほぼ全種目を演技。

終わってみれば満足感溢れるものとなりました。












 今回は、C-1の参加がありませんでした。減勢が進むのでしょうか。

                            (画記:n-alfa)