【平成27年度富士総合火力演習】
      -炸裂する火炎 突き抜ける衝撃波-

 陸幕広報課の取材申し込みに応募したところ許可されたので、平成27年8月20日(木)、富士総合火力演習に行ってきました。
 3時過ぎに起床、中央高速を一路、東富士演習場へ。
 現地に6時半頃到着すると既に多くの報道陣が並んでいました。受付の壁には、118名の報道陣がこの日取材の予定とのペーパーがありまし た。
 受け付けでは、スタンドで取材するか、最前列で取材するかと問われたので、最前列でと。
 この日の天候は、雨時々曇り。 一時、霧が発生し、目標が隠れることも。
 雨の降りしきる中、演習参加部隊は朝から個別に射撃等の訓練中で、空気を切り裂く轟音が響きわたっていました。










 演習は、ご存じのように、前段と後段、二つに分かれています。
 前段演習は陸自の主要装備品の紹介で、後段は島嶼部に対する攻撃への対応となっていました。





















 演習参加部隊は、富士教導団を中心として、10の部隊が参加、空自も空対地攻撃でF-2が参加(この日は不参加)。人員は約2,300名、戦車・ 装甲車約80両、各種火砲約60門等々でした。演習見学希望の抽選倍率は約29倍とのこと。この日も悪天候にもかかわらず、多くの観客で満員でした。











 さて、10時から開催された前段演習は、おおむね予定通り実施されましたが、後段演習は天候不良により、ヘリによる機動展開などが中止 となりました。 悪天候により目標の識別が出来ないこと、ヘリの飛行制限等で、実施側は大変だったと思われます。







































































 演習終了後、隊員に今日の出来は?と質問すると、50~60%という回答があり、実施側にしてもやや不本意な出来だったようでした。23日の本番での好天と成功を祈念いたします。

 演習終了後は、富士学校音楽隊による音楽演奏、また1時から装備品の展示がありました。































                            (画記:n-alfa)

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