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【新田原エアフェスタ2014】

 平成26年12月7日(日)、新田原基地(第5航空団司令兼新田原基地司令 尾崎 義典 空将補)において新田原エアフェスタ2014が開催され、主催者によれば、約6万人が来場しました。 芦屋では遭難者捜索、築城では悪天候によりブルーの演技は中止となりましたが、ここ新田原では予定通り実施されました。

 基地司令によれば、エアフェスタは、防空、教育、防災の3つの展示からなっているとのこと。 0825からの新田原基地所属機による航過飛行によりエアフェスタは開始されました。 まず防災は、新田原救難隊UH-60J/U-125による救難展示。 続いて教育、飛行教育航空隊のF-15による機動飛行による飛行教育展示。 防空は、301SQのF-4による防空戦闘展示(対地攻撃訓練等)、飛行教導群のF-15x2機、そして築城6SQx1機のF-2による防空飛行展示(機動飛行等)が実施されました。
 入間で強風により中止となった第1空挺団による空挺降下も予定通り実施されました。
 午前展示は、三沢から飛来したF-16デモンストレーションチームによるアクロで終了しました。
301SQのF-4が展示に上がる アグレッサーのF-15
デジタル的なエッジの効いた青い塗装 ブレイク、逆光が惜しい
8SQのF-2による模擬対地攻撃 タッチアンドゴー
飛び出す寸前の空挺隊員 降下、開傘
次々と降下 3回目、最後の降下
ベーパーを引くF-16 ロール、ハイレートクライム等を展示

 午後は、1325からブルーインパルスの登場。鳥の存在を認めたため、タッククロスが中止となりましたが、スタークロス等を含む全科目を演技しました。加えて、最後にクリスマススペシャルのクリスマスツリーを披露。一層大きな拍手を浴びていました。
飛行前の記念撮影 AMGの向こうにスモークが見える。
旧タワーをかすめる ダブルナイフエッジ
キューピッド 2つのデルタで作るクリスマスツリー

 地上展示も、防空・教育、防災、そしてイベントに分かれて実施されました。 防空・教育では、航空機展示、コクピット見学、F-4EJをバックにした記念撮影、搭載装備品展示、基地防空火器の展示等が実施されました。 防災では、防災関係装備品の展示や消防車への搭乗など装備品展示が実施されました。 イベントでは、地元のヒムカイザーやゆるきゃら等の特別ゲスト来場、花電車、野点、基地音楽部、太鼓部の演奏やエイサーの演武が披露されました。陶芸も盛んな基地のようで、陶芸の絵付ができる陶芸体験も実施されていました。
地上展示のF-15とF-4 8SQのF-2は50周年記念塗装機
ユニークな花電車 九州防衛局のエリア
防衛省HPの紙飛行機 人気のヒムカイザー

 前夜祝賀会は、新富町の体育館で実施され、約450名が参加。地元の食材や産物が紹介されました。
基地司令挨拶 宇都議員も駆けつけました。

 祝賀会は、第2飛行格納庫で実施され、約1,100名が参加。主催者から、奇しくも今日は基地司令の誕生日と紹介され、基地司令はたくさんの拍手を浴びていました。
土屋新富町長による乾杯 地元の食材を使ったおでんは大人気



  来場者は6万人。遠く霧島連峰が望める。

 地上展示、ペトリと航空機