BI、松島基地帰還行事

【自衛隊音楽まつり】

 平成26年11月13日(木)〜11月15日(土)の間、平成26年度 自衛隊音楽まつりが、「前へ 強き、絆の響き。熱き、仁の力動」と題 して武道館で開催さました。第1回の公演に行ってきましたのでレポートいたします。
 今年は、自衛隊創設60周年にして自衛隊音楽まつり50周年になるとのことです。音楽まつりと自衛隊の活動の歴史を絡ませながら、演奏と 演技は進行していきました。内容は、オープニングと4つの章により構成されていました。

 主な演奏曲目だけ書いておきます。
 オープニング演奏:陸・海・空中央音楽隊による国家斉唱や海を越える握手等で開催されました。

第一章 「from Japan」
 陸自北方音楽隊と東部方面音楽隊に続き、米海兵隊音楽隊の演奏で「黎明/Happy」を。続いて、在日米陸軍軍楽隊のドリル演奏で 、「上を向いて歩こう/Hey Jude」が演奏されました。

第二章 「to Asia」  
 まず、防大儀仗隊のファンシードリル、続いて、フィリピン海兵隊軍楽隊の演奏で「Malaguena/Tthe Beginning」等が演奏されま した。続いて、航空中央音楽隊に演奏により、「翼を下さい/蒼空」などが演奏され、海自東京音楽隊の「シルクロード(歌:三宅3曹)」 、陸自中央音楽隊の「おお、運命の女神よ」などが続きました。航空自衛隊女性演技隊のドリルも演技にキレが有り、またダイナミックで例 年になく素晴らしいものでした。

第三章「to the World」  
 オーストラリア陸軍軍楽隊による武道館スタイルでワルチングマチルダ等を演奏。陸自の第5方面音楽隊がA SONG FOR JAPANと題して演奏した後は、陸・海・空音楽隊により陸軍分裂行進曲/海をゆく/空の精鋭などを演奏。改めて「空の精鋭」の素晴らしさを実感 した瞬間でした。続いて、米海兵隊、米陸軍、豪州陸軍軍・音楽隊による合同演奏を加え、Let It Beや交響曲第9番「新世界」を演奏、 航空中央音楽隊隊長、水科2佐の指揮もあって、聴き応えのある演奏でした。

第四章「for Japan」  
 いよいよ待望の太鼓の登場。空自からは、入間修武太鼓と芦屋基地から祇園太鼓が参加、陸をしのぐと思わせる演奏を聴かせまし た。太鼓に続き全部隊による「マン・オブ・スティール/REATART/祝典行進曲(退場曲)」が演奏され、ミラーボールのきらめく中、参加 隊員が手を振りながら退場。まさにあっという間の1時間48分と5秒でした。

 それでは、当日の様子を画像でご覧下さい。

開演
カウントダウンの後、2014の文字が 2014年音楽まつりの開始です。

オープニングセレモニー
国旗登壇 国歌斉唱の演奏
ゲストバンド紹介 初参加、豪州陸軍音楽隊
第一章「from Japan」
陸自北部方面音楽隊 陸自東部方面音楽隊「朧月夜」他
米海兵隊第三海兵機動展開部隊ドリル ネットでおなじみの「Happy」を唄う。
在日米陸軍音楽隊「上を向いて歩こう」他 米国旗が投影される
第二章 [to Asia」
防大儀仗隊 ファンシードリル
フィリピン海兵隊軍楽隊 独特のフォーメーション
航空自衛隊中央音楽隊「蒼空」も演奏 ブルーも飛んだ!
海自の歌姫、三宅3曹 海自の定番、錨のマーク
陸自中央音楽隊 Groundの文字が。 三〇二保安警備中隊とコラボ

第三章「to the World」
豪州陸軍音楽隊 「ワルチングマチルダ」他 武道館スタイルと題し、メドレーを演奏
大震災により被災した方々を応援するために作られた曲、「A SONG FOR JAPAN」を演奏
陸自第5方面音楽隊が「A SONG FOR JAPAN」を演奏
ここから陸・海・空自衛隊音楽隊が陸軍分裂行進曲/海をゆく/空の精鋭/君が代行進曲を演奏
指揮は、空自中音隊長 水科2佐 JAPANの文字からWORLDへ
ゲストバンドも参加 Let It Goの歌も
第四章「for Japan」 13個部隊による自衛太鼓「陣」の登場からフィナーレへ
大太鼓から始まる 女性陣の太鼓、修武太鼓のメンバーも
明るく楽しい入間修武太鼓 切れのよい芦屋祇園太鼓
圧倒的な音量とリズムが武道館を揺らす。 撤収も実に迅速
全出演者音楽隊演奏
全出演部隊大合唱:「RESTART
ミラーボールの光が会場を包み、祝典行進曲でフィナーレ
国旗退場 最後は名残惜しい別れ


 
    陸自第1師団の演技支援部隊

 
 今年のトリを務めたのは、陸自中音隊の武田隊長。お疲れ様でした。