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【防府航空祭】

 6月2日(日)、防府北基地(12飛教団司令兼防府北基地司令 伊藤 哲 1等空佐)に於いて、防府航空祭が開催されました。

 あいにくの雨でほとんどのフライトはキャンセルされましたが、装備品展示、西空音楽隊の演奏、フライトシミュレータ、ランウェイウォーク、陸自の戦車の体験搭乗を楽しんでいました。
 雨の中で元気なフライトを見せたのは、陸自のOH-6とUH-1、天候偵察に上がった記念塗装のT-7などでし た。68期航空学生によるドリルも午前、午後の二回、いずれも雨の中で実施されました。

 展示機前の隊員の何人かと話をする機会がありましたが、こちらの質問にもよく答えてくれました。特にパイロットを目指す学生はしっかりとした目標を持っており清々しく感じました。
 雨の中、航空祭の運営も円滑に行われていました。F-2の飛行中止も、隊員に伝わった5分後には会場にアナウンスされていました。

 防府基地航空祭は、多彩なプログラムを予定し、またそれを事前に基地のHPでイベントの内容をわかりやすく紹介していただけに雨は残念でした。
(参照;http://www.mod.go.jp/asdf/hofukita/information/airshow2013/index_airshow.html)

 それでも雨にも負けず済々と勤務に就いた隊員、68期学生のドリル、計画外の演奏をした西空音楽隊、午後、急遽、飛び上がったT-7等はもっと褒められても良いと思いました。いろいろと楽しませて頂き有難うございました。隊員一人一人にお礼を申し上げます。また、次回を楽しみにしています。


雨の中の入場者、約1万人か。 エプロン地区の展示機

芦屋から展開した6Fuのペトリ  午後から好天の予報も外れた

68期航学生によるドリル 堂々の行進、向かって左端は女子学生

エプロン車両遊覧、空飛ぶ広報室をPR中 Pスーツを着て体験搭乗
体験試乗は日本原の13戦車隊 シミュレータ見学も大人気
大山OB、各地で元気に営業中 12機によるタクシー展示へ
KCのPを目指すWAFのN学生 西空音、「風が吹いている」等を演奏
雨の中、陸自のOH-6が展示飛行 UH-1は、災派を想定したフライトを展示
航空学生顕彰館 航空学生の歴史等を展示
ちょるるの見送りを受け天候偵察へ ランウェイウォーク

  この日、ブルーインパルスは、東北六魂祭2013で復興のシンボルとしてフライト。Youtubeで見ると、多くの歓声と拍手に包まれていました。学生の中にはブルーのPを目指す学生もいると思います。それぞれの夢を実現して欲しいものです。

 西空音楽隊40名を率いての演奏指揮は、演奏班長 五味渕 敦 3等空尉。10時半からの臨時の演奏曲目は、
 1 NHKの朝ドラから「あまちゃん」のテーマソング
 2 いきものがかり「風が吹いている」
 3 「空飛ぶ広報室」の話題を振り、演奏曲はヘンリーマンシーニの「華麗なるヒコーキ野郎」
   やるじゃん!
 4 ビートルズ「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」
 5 最後に航空自衛隊行進曲「空の精鋭」
 でした。来場者を楽しませようという気持ちが嬉しい特別の演奏でした。
 
 天候偵察に上がった記念塗装機が、ランウェイ直角方向に進入し、ランディング前に軽く捻ってくれました。右田山と太平山に雲がかかるとフライトできないといわれているようですが、ぎりぎりの中で見せてくれました。
 
 
 下は、ランウェイウォーク参加者を迎える防府北基地オリジナルのゆるキャラ(?)タワえもん。



H250704訂正:「ちゅるる」→「ちょるる