2012自衛隊観艦式予行 本文へジャンプ

【岐阜基地航空祭】

 平成24年10月28日(日)、空自岐阜基地で航空祭が開催され、約3万人の観客(主催者発表)でにぎわいました。
 雨の中、飛実団のフライトは、ほぼ常に視界内にあり、高い機動を見せていました。観客も熱心で、雨の中での航空機のフライト中も傘をさして見学していました。
 地上展示においては、北朝鮮ミサイル対処で沖縄に展開した13高射隊がペトリの機動展開を展示し、これまた雨の中にもかかわらず二重、三重に人垣が出来る人気振りでした。
 飛実団は屋内においても、実証機心神の風洞模型、各種ミサイル、各種計測器等を展示し、航空自衛隊装備品開発の一端を紹介していました。
 前日から80%雨の予報のとおりの雨でしたが、午前中は、ほぼ予定通りのフライトが実施され、実質半日ながら中身の濃い航空祭でした。
 それでは、写真により当日の概要をご覧頂きます。
救教隊による航過飛行、この後、地上展示に。 T−7とF−2による編隊飛行

異機種小編隊飛行、大編隊飛行は中止に。  CCVも雨の中、展示中。

見送りを受け、サムアップで応える。 ハイスピードローパス

ABの轟音を響かせ、高機動を見せる。 T−7も軽やかな機動を見せる。
F−15に模擬空中給油 C−1、FTBも捻る。8の字は、・・・しません。
J−79の轟音を響かせまだまだ頑張るF-4EJ 対地攻撃のパターンも展示
各種救助法を展示し、遭難者を救助し・・・、 ・・・高速で離脱する。
 C−2は、2号機が展示。 くまもん、降り忘れたコ・パイとの話も。
ジャッキアップされ展示準備完了。 CF−6、C−2用エンジン。
実証機の空力モデル                  T−7Jrも雨の中、展示を実施。
鶴田基地司令は、昼食会において、新マークを紹介。 基地太鼓部も演奏を披露
つばさ会会長からの祝電が展示、紹介された。 宇都会員も電報で参加。
13高のペトリ部隊は展開展示を実施。 一日基地司令のミス・キャロット。


 前夜祭において、大橋病院長が、「明日の雨の確率80%ですが、来賓の方は帰らないで下さい。」と挨拶。異機種大編隊飛行やC−130による不整地着陸等、一部のプログラムは変更、または省略されたものの、雨の中でもさすが飛実というダイナミックなフライトを見せつけました。ブルーも不在でしたが、ABの轟音や大量のべーぺーに満足されたお客さんが多かったと思います。
 岐阜基地の新しいエンブレムは、基地所在の航空機のフォルムと所在部隊が11個の☆でシンボライズされています。国旗の赤、空の青、雲をイメージした白い色などが印象的に仕上がり評判も上々でした。このマークを印刷した基地司令等の名刺は、本日初公開ということで、多くの来客が入手のため、列を作っていました。