航空自衛隊峯岡山分屯基地一般開放
平成22年2月20日(日)、創立55周年を記念して、峯岡山分屯基地(分屯基地司令 2等空佐 中谷和夫)が一般開放されました。当日は、終日雨の予報だったが雨も降らず、大勢の家族連れ等で賑わいました。
基地内ではペトリのAMGや基地防空火器、陸自の軽装甲機動車等の装備品展示、野外炊飯展示や救難ヘリ訓練展示、千葉県最高地点である愛宕山三角点の見学等、多彩な催しものがありました。
また、市川市出身の歌手(知里さん)が一日基地司令として基地内視察やサイン会に応じていました。山頂近くにある分屯基地へのアクセスは、麓の長狭学園、国保病院からのシャトルバスが運行されました。
飛行展示は、陸自木更津駐屯地第1ヘリ団のCH-47Jの航過飛行を皮切りに、海自館山基地からのUH-60K,×1、SH-60J×2及びUH-60J×2機の5機編隊飛行、百里救難隊U-125とUH-60Jによる救難展示、百里基地302SQのF-4EJ×2機による航過飛行、陸自木更津駐屯地の第4対戦ヘリ隊のAH-1Sコブラ×1による機動飛行等が披露されました。空自UH-60JとAH-1Sは、飛行展示のあと分屯基地内に着陸して展示されました。
お昼には基地と2移警隊によるカレーライスの野外炊飯展示と体験喫食がそれぞれ2回行われ、大好評でした。2移警隊隊員によると、カレーに「愛」が入っているとのこと。
愛宕山三角地点への見学は、予定回数を上回る人気で、参加者は険しい山道を登り、最高峰の三角地点から更にその先の展望台まで足を延ばし、千葉県の展望を楽しみました。参加者全員に記念のカードが配られ1000番を貰った女の子は、良い記念になると喜んでいました。
今回の自衛隊レポートは初のレーダーサイトでしたが、先頭に立って接遇に当たる分屯基地司令をはじめ、寒い中、警備や案内にあたる隊員がそれぞれしっかりと任務を果たす姿が印象的でした。
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