平成28年10月20日(木)グランドヒル市ヶ谷において航空幕僚監部情報通信課計画班長である田中秀樹1等空佐を講師としてお招きして 恒例のつばさ会三木会の講話が実施された。
演題は、前フィリピン防衛駐在官である田中1佐のご経験から「最近のフィリピン情勢について」であり、平成25年6月から3年間の勤務経験を活かして、体系的かつ軽易にまとめられ、大変判りやすい内容であった。
講師紹介

現ドゥテルテ大統領に至る政権の推移や二極化されたフィリピンの国内情勢及び我が国との安全保障上の関係について、トピックを交えたお話しを賜った。特に、日フィリピン共同宣言により、強化された戦略的パートナーとして、経済及び安全保障上重要な位置づけにある両国関係の現状と将来展望につい伺うことができ大変有意義であった。講話の概要は概ね次のとおりであった。
1 概観
2 我が国にとっての重要性
3 南シナ問題の見通し・注目点
4 米国との安全保障強化の状況
5 我が国との防衛協力の状況
6 提言
講話に聞き入る会員諸氏

講話の終盤では、フィリピン永住権に関する紹介もあり興味を持った会員も多かった?ようである。
質疑応答

講話後には、3名の会員から質問があり関心の高さを窺い知ることができた。最後に溝口副会長からの謝辞で三木会は閉め括った。講話の細部については、だより及び本HPにおいて紹介する予定である。
溝口副会長による謝辞

(記事及び写真:bun)
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