「平成20年度航空自衛隊予算(案)の概要」[lpi
厳しい財政状況と防衛省を取り巻く環境にあって、防衛費は昨年度比0.8%減ながら、航空自衛隊は任務遂行と安全確保に必要な予算を確保したとの説明がありました。
特にF-15近代化は従来の2〜4機ペースから一挙に20機の改修が認められ、まとめ買いにより、取得価格の低減が期待されます。
20年度はF-15の沖縄配備、ASP初のPAC3発射などが計画されています。その他の話題としては、従来いわゆる特割という形で複数の契約にわたり分割払いしてきた初度費が財務省の後年度負担抑制の観点から一括償却となり、今後の防衛力整備に少なからぬ影響が出る可能性があることなどが紹介されました。会長はじめ54名の会員が熱心に聴講し、活発な質疑応答もあり、盛況な講演会となりました。
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