自衛隊レポート by n-alfa

 
 

平成22年度自衛隊音楽まつり

 

平成22年度自衛隊音楽まつりが、1119日、20日の両日、武道館で開催されました。「繋がる想い、絆の共鳴」をテーマに「序・破・急」と題した3つの章と、日米安保改定50周年を記念したスペシャルセレモニーで構成される、約1時間50分の構成でした。

外国からは在日米陸軍軍楽隊、在沖縄海兵隊音楽隊に加え、今年新たにシンガポール軍楽隊が参加。女性5名のダンスと共にシンガポールシンフォニーを演奏。国際的舞台で演奏しているというだけあって、ドラムメジャーの素晴らしい技と共に質の高い演奏を見せました。

航空自衛隊は、ブルーインパルス50周年を記念して、BIの課目をモチーフにした演技を実施しました。統制と迫力の太鼓では、空自からは芦屋祇園太鼓が参加、迫力のある演技を見せてくれました。

当日武道館に来場された方も、インターネットでライブ配信をご覧になった方も、スピードと切れの良い演奏を楽しまれたことと思います。20日夜のネット配信も当初は約490名、その数は徐々に増えていき、最終的には約920名の方がご覧になりました。

入間航空祭に行った折、音楽まつり参加のため訓練中の女性自衛官(奈良基地)に会いましたが、「訓練は厳しいけれど、絶対に頑張ります」と語っていました。この隊員も今日は晴れの舞台に立っていたことと思います。音楽まつりはこのような隊員たちの真剣な取り組みが成果となって現れた素晴らしいものでした。

(永田辰男理事 記)

   
開場の前から長い行列が 主催者として挨拶する防衛大臣
   
防大儀仗隊のファンシードリル シンガポール軍楽隊の演奏
   
空自芦屋祇園太鼓の演奏 武道館を揺るがす迫力の太鼓
   
海自三宅士長の独唱「朧月夜」 陸自中音隊と302保安警務中隊
   
空自航空中央音楽隊はハートマーク 海自東京音楽隊は錨のマーク
   
 北澤防衛大臣、鳩山元首相夫妻も拍手  グランドフィナーレ