隊歌歌詞カード

浜松航空隊歌     

・作詞  升本 清
・作曲  木津 文彦
・昭和31年(1956年)

1  黒潮うづまく遠州灘に ターボジェットの爆音高く
  胸が高鳴る日の丸つけて 今日も編隊がっちり組めば
  流れる雲が我を呼ぶ 行くぞ浜松航空隊

2 明日の飛行は音速突破 エンジン調整レバーを握り
  星の降るよな三方ヶ原に 夜露に濡れた愛機の翼
  苦心を語る明けガラス 知るや浜松航空隊

3 ねむれ故郷守りは空で 心わきたつ成層圏の
  夢に見るよな雲海飛べばリードするのは無線にレーダ
  祈れば近し乙女富士 聞くや浜松航空隊

4 嵐吹く日も日の丸揚げて 青い服には若さを包み
  血潮沸くよな勤務を済ませ 消灯ラッパに故郷を偲ぶ
  若鷲いだく親鳥は 守る浜松航空隊

航空自衛隊歌(蒼空遠く)     

・作詞 海老根 達
・作曲 高山 実

1 はるかなる蒼空(あおぞら)遠く 画(えが)く真白き飛行雲
  ああ紺青(こんじょう)の空のごと ひろく明るき心もて
  結ぶ精鋭 航空自衛隊

2 光る山輝く海に 燃(も)ゆるあこがれ若き血よ
  ああ涯(はて)しなき我が理想 国の護(まも)りと選ばれて
  集うこの幸 航空自衛隊

3 むなしかる栄枯(えいこ)の夢は さめて我等(われら)に惑いなし
  ああ爆音も高らかに 雨を疾風(はやて)を友として
  翼羽ばたく 航空自衛隊

4 いのちもて我等(われら)は愛す 清き山川この祖国
  ああ麗(うるわ)しきふるさとの 空を護りの城として
  備え厳(げん)たり航空自衛隊

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