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中国が空母艦載機の離着艦を公開

1 概要

  11月26日付の朝鮮日報は、「中国政府は25日、空母艦載機「殲15」が中国初の空母「遼寧」の甲板で離着艦に成功したことを公式に認めた。9月25日の遼寧就役から2カ月での公表となる。
 艦載機の離着艦は空母が戦闘力を発揮する上で最も基本的な能力ながらも技術確保が難しいとされる。中国内外の専門家は艦載機の離着艦成功により、中国の空母運用技術が大きな難関を突破したと分析した。
■「初の実戦訓練で離着艦成功」  艦載機の殲15について詳細が初めて報じられた。新華社によると、殲15は米国のF18、ロシアのスホイ33に匹敵する中国の第1世代艦載機で、中国の独自技術で開発されたという。しかし、海外の専門家は殲15がスホイ33をモデルに開発されたとみている。
■離着艦シーンをテレビ放映  中国国営中央テレビ(CCTV)も同日、殲15が遼寧の甲板で離着艦する様子を5分11秒にわたり報じた。殲15が艦尾から着艦し、甲板上の着艦ワイヤーを使って数十メートルで停止した。香港のテレビ局、鳳凰衛視(フェニックステレビ)は「5機が参加して離着艦訓練に成功した」と報じた。
 新華社は訓練の実施時期は報じなかったが、法制晩報は23日午前に訓練が実施されたと伝えた。
■戦闘力確保に4-5年  空母遼寧が就役から2カ月で艦載機の離着艦訓練に成功したのは大きな前進だ。2000年9月に就役したフランスの原子力空母「ドゴール」の場合、艦載機の離着艦成功まで2年前後かかった。殲15の離着陸成功は歴史に残る記念すべき日となった」と指摘した。」と報じています。


2 コメント

  中国軍の空母「遼寧」(約6万7千トン)と艦載機「殲(せん)15」の開発が順調のようです。
  ・ディーゼルエンジンのため、発艦に必要な艦の速度を確保できない。
  ・ロシアからアレスティング・ワイヤーを取得できない、等々の問題があり、離着艦は出来ないと言われていましたが、クリヤーしたようです。
   中国国営中央テレビ(CCTV)の動画を見ても危なげなく、離着艦する殲15が撮影されています。Youtubeで探すと今回発表になった訓練以前にも「遼寧」に離発艦する動画がアップされています。

  中国はいろんな課題をクリヤーしながら装備化を進めているようです。空母群の編成には多くの時間と予算がかかる。またAWACS等、各種航空機の充実も必要だと言われています。全てが順調とは思われませんが、いろいろな手を打っているようです。
空中給油機、AWACS(右図)、輸送機などについても画像が公開されています。

   また、東シナ海近くに位置する福建省の水門空軍基地には、第4世代戦闘機と言われるJ-10が配備されていることがグーグルアースの画像により確認できます(左図) 。
   尖閣の防衛にのみ集中し、全体を見落とすことのないようにしたいものです。



3 関連URL
   記事はこちらからご参照下さい。

  


関心のある方は、こちらもどうぞ。
中国国営中央テレビ(CCTV)の動画
それ以前の離着艦訓練の動画