ニュース2012年3月28日



三菱重工、実証機組み立て 次世代戦闘機開発へ



 3月28日付けのsankeibiz.jpは、「三菱重工業は28日、次世代の国産戦闘機開発に向け、先進技術を研究する実証機の組み立てを飛島工場(愛知県飛島村)で始めた。」と伝えました。

 実証機については、すでにご存じと思います。「防衛省から受注し製造。レーダーに探知されにくいステルス性能や、高速旋回などの運動性といった将来の戦闘機に必要な技術の開発に使う。
この日は、操縦席のある機体の前半部分と、エンジンなどを積む後半部分をつなげるため、びょうを打ち付ける作業を開始。2014年に完成し、初飛行する予定だ。」と伝えています。

 実証機=ステルス機ではありませんが、様々な諸元を入手できることになると思います。


関連URLも参照してください。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120328/bsc1203281201014-n1.htm



 また、三菱重工からも「防衛省から受注した研究試作工事である先進技術実証機の実大構造試験供試体の組み立てを開始した。これにより、ステルス性、高運動性といった将来の戦闘機に適用される先進技術の飛行試験を実施するための実証機づくりは、製作段階へ移行した。」と発表し、組み立てを記念し、「を記念して「先進技術実証機鋲打ち式」が開催された。式典には、防衛省から秋山義孝技術研究本部長や片岡晴彦航空幕僚長など多数が」参加したと伝えています。



関連URLも参照してください。
http://www.mhi.co.jp/news/story/1203285190.html



 関係者の努力と思いが実現することを期待したいと思います。


 なお、先進技術実証機の概要(官側資料)については、以下を参照してください。
http://www.mod.go.jp/j/yosan/genkiwaku/pdf/2011/005.pdf