ニュース2011年11月14日



F15の飛行訓練 再開認めず



 11月10日付のNHKは、「先月、石川県で航空自衛隊のF15戦闘機から燃料タンクなどが落下した事故で、地元の能美市と小松市の議会は、基地側が求めている飛行訓練の再開について、「一部にまだ反対意見がある」として、直ちに再開することを認めない方針を固めたことが分かりました。」と報じました。

 記事は、続けて、「航空自衛隊小松基地では、先月7日、飛行中のF15戦闘機から燃料タンクなどが能美市と小松市の広い範囲に落下し、現在、原因解明に向けた調査が続けられています。基地では、事故のあと中止しているF15戦闘機の飛行訓練を再開したい意向を両市に伝え、それぞれの議会は15日、全員協議会を開いて検討することになっています。訓練再開について、能美市議会の明福憲一議長はNHKの取材に対し「一部にまだ反対意見がある」と述べ、小松市議会の円地仁志議長も「2つの市で歩調を合わせたい」と話し、いずれも直ちに再開することを認めない意向を示しました。2つの市議会が15日の全員協議会で訓練再開を認めない方針を固めたことで、訓練中止が長期化する可能性も出てきました。」としています。

 地元の状況は厳しいようですが、15日の全員評議会の検討が訓練再開へ向けた結論が出ることを期待したいと思います。



詳しくは、こちらをご覧下さい。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111114/k10013945091000.html