平成25年7月10日(水)、1210〜1250の間、国際新赤坂ビルに於いて、米空軍太平洋音楽隊-アジア”ジャズ・コンボ"による演奏が実施されました。
国際新赤坂ビルは、まさにオフィス街にあり、昼休みのサラリーマンやバンドのファンと思われる聴衆が演奏に聴き入っていました。観客もジャズの愛好家が多いようで、ソロパートの演奏が終わるたびに大きな拍手が起きていました。勿論、演奏の最後も大拍手でした。
プログラムは、以下のとおりで、なじみのある曲も多く含まれていました。個人的には、クライ・ミー・ア・リバーと バードランドの子守歌が特に印象に残りました。
1 Traffic Jam (トラフィック・ジャム)
2 September in the Rain* (九月の雨)
3 Cry Me A River* (クライ・ミー・ア・リバー)
4 Silencio (シレンシオ)
5 Lullaby of Birdland* (バードランドの子守歌)
6 Fear of Roaming(フィア・オブ・ローミング)
なお、最後にアンコール曲、上を向いて歩こう*が演奏され、大好評のうちに演奏会を終了しました。
摘要:「*」のある曲は、歌唱付き
米国空軍太平洋音楽隊-アジア "ジャズ・コンボ"ですが、米国空軍太平洋音楽隊-アジアは、米空軍が正規に編成した13隊ある音楽隊のひとつで、国境を越えた音楽大使として国際交流を目的に演奏活動に従事しています。
隊員はオーディションにより入隊を許された米空軍所属のプロのミュージシャンです。 今日は、27名の隊員の中から編成した小編成グループでのジャズ演奏でした。なお、米国空軍太平洋音楽隊-アジアの隊員は志願して日本に赴任してきているそうです。
演奏は噂に違わず素晴らしいもので、やはり日本人の演奏とはリズム感覚やパワーが違うようです。2006年、岐阜でのフルバンドの演奏後、中空音楽隊のK1尉と、そのサウンドについて感心し合ったことを思い出しました。
また、ヴォーカルのグライムズ技能軍曹の歌もよく清んだ通る素晴らしいものでした。このジャズ・コンボの次の演奏機会は未定です。各隊員が個人的に仙台で演奏するという話はありますが、細部の情報はありません。
また、明日予定されているフルコンボの演奏には、本日のメンバーは不参加だそうです。
メンバーは左から、ランプキン上級空兵(音響担当)、ランバート上級空兵(ピアノ)、グライムズ技能軍曹(ヴォーカル)、フルーグ上級空兵(サックス)、ヘルファンド技能軍曹(グループリーダー/ドラムス)、ロクオフ曹長(ベース)いずれも米軍表記によりました。
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