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つばさ川柳部長の願法みつるです。 いつもつばさ川柳をご覧頂き有り難うございます。 つばさ川柳122号をお届けします。皆様のご支援を得て、今回も力作が集まりました。 ここ数年の社会現象の中で、出版本のタイトルに「力」の語を付したものが非常に多いことに気が付きます。曰く人間力・老人力・鈍感力・社員力・父親力等々。しからば川柳力は如何。ありましたよ。斎藤大雄氏のご本である。まさにタイトルはそのものズバリ「川柳力」。つまりエネルギーでしょう。 私たちも、胸を張って川柳力なる人間力を確認したいものです。誇る必要はありません。淡々と噛みしめることが幸せなのではないでしょうか。 その場合、感情や主観による観たまま思ったままの表現では、情景句や説明句になる傾向があります。ご自分の句に自信をもたれることは結構ですが、唯我独尊になってしまってはまさに自分句でしかなくなり、読者に鑑賞して頂く句にはなり得ません。 川柳は「そこまで」を説明するものではなく、「それから」を読み取って貰う文芸であろうと思います。 つばさ会ホームページの同好会欄の川柳紹介では、編集委員さんのご苦労で賑やかになっています。 今回の古川柳紹介は六回目ですが、誹風柳多留には誠に多彩な人間模様が詠まれているものです。人間以外のモノも句材になっていますが、先述の通り、「それから」を考えると、単なる情景句説明句ではない人間句であることが分かるはずです。 れんこんはここらを折れと生まれつき ろうそくを消すに男の息をかり 飛鳥山毛虫になって見限られ 関取の乳のあたりに人だかり 煮売り屋の柱は馬にかじられる 次号課題は「誇 る」。課題句二句と自由句は三句をご投稿下さい。締切日は、八月末日です。 願法みつる |