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演題:「平成29年航空自衛隊業務計画及び予算の概要」

  空幕防衛課長 佐川1佐
  空幕会計課長 小石1佐

 三木会は1月19日(木)1300〜1430、グランドヒル市ケ谷西館3F「オリオン」において、空幕防衛課長の佐川1佐と同会計課長の小石1佐を講師にお迎えして「平成29年航空自衛隊業務計画及び予算の概要」について講演会を開催しました。

講演会では、まず防衛課長の佐川1佐が登壇
I  平成29年度空自予算(案)の考え方
II 主要事業
 1 各種事態における実効的な抑止及び対処
 2 アジア太平洋地域の安定化及びグローバルな安全保障環境の改善
 3 人事教育に関する施策
III 主要な装備品等
IV 編成事業の概要
について、講話されました。











 続いて昨年に引き続き会計課長の小石1佐が登壇。
V 予算編成過程
VI 経費の概要
について、講話されました。











主要事業の中身としては、
 周辺海空域における安全確保のため、以下の装備品を取得
○早期警戒管制機(E-767)の能力向上(2機:220億円)
○滞空型無人機(RQ-4Bグローバルホーク)の取得(168億円)

 島嶼部への対応のため、以下の装備品を整備
○南西地域における移動式警戒管制レーダーの展開基盤の整備
○固定式警戒管制レーダーの換装(FPS-7) 及びBMD機能の付加
○戦闘機(F-35A)の取得(6機:880億円)
等々

 会計課長からは、予算編成過程において、財務から調達改革と予算低減が要求されたとの話がありました。さらなるプロジェクト管理の徹底等が要求されています。

 例によって講演後も多くの質問があり、盛況のうちに講演会を終了しました。





 平成29年度予算の概要はこちらから、平成29年度防衛関係予算のポイント(概要)はこちらからご覧下さい。
 なお、今回の三木会の講話の内容は、追って掲載の予定です。


 本三木会終了後、石野理事による「2016 Tsubasakai/JAAGA訪米団に参加して」と題した訪米報告が実施されました。報告内容の概要につきましては、HPのこちらに掲載しておりますので、ご一読下さい。