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「公認スポーツ栄養士」について


                            H27.10.08

 第2回目「公認スポーツ栄養士とは」
 〜資格取得までの道のり〜

                     第2航空団 業務隊
                     医(二)3 小山奈緒美

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◆公認スポーツ栄養士とは
 公認スポーツ栄養士は、現場のニーズに的確に応えることのできるスポーツ栄養の専門家であることを前回ご紹介させていただきましたが、今回は養成の経緯など詳しい内容をご紹介させて頂きます。
 公認スポーツ栄養士は、日本代表のトップアスリートからジュニア層、健康増進を目的としたスポーツ愛好家まで多様な競技者、監督、コーチ、トレーナー、競技団体等の要望である、競技者の栄養・食事に関する自己管理能力を高めるための栄養教育や食環境の整備等に対応する資格です。
 そこで、スポーツの現場で監督、コーチ、トレーナー、医・科学の各専門分野のスタッフ(スポーツ医学、運動生理学、バイオメカニクス、スポーツ心理学等)と連携し、栄養面からの専門的なサポートを行う必要性の高まりに応えるため、(公社)日本栄養士会及び(公財)日本体育協会の共同認定により、平成20年度から公認スポーツ栄養士が養成されています。(※日本スポーツ栄養学会HP参照

◆公認スポーツ栄養士養成と登録
 公認スポーツ栄養士は、講習を終了し試験に合格して最短で3年目で登録(講習受講から5年以内に合格、登録されなければならない。)され、登録後の有効期間は4年間で義務研修単位を15単位取得し、更新するシステムになっています。(※下記参照)
















◆受講から登録までの道のり
 スポーツ栄養を学べる喜びと、期限内に受講や専門科目試験に合格できるのかなど不安もありました。幸いなことに、受講日に合わせた休暇取得等、東京に出向くことに関し職場や家族の理解もあり、受講は予定の期日で終えることができました。しかし、検定試験は予想していたように易しいものではありませんでした。最初の検定試験は体調不良で見送り、翌年は不合格、翌々年に何とか合格することができ、晴れて4年目の10月に公認スポーツ栄養士として登録されました。(続く)


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小山 奈緒美 技官