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空自初の快挙!「公認スポーツ栄養士」試験合格


                            H26.12.09
                   
空自2空団 小山奈緒美技官
 空自初の快挙!「公認スポーツ栄養士」試験合格
    
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 航空自衛隊初の「公認スポーツ栄養士」試験合格のニュースを千歳基地広報から頂きました。各種訓練にいそしむ自衛隊員にとって力強い存在であると思います。「公認スポーツ栄養士」とは何か、また基地外における小山技官の活動にもご注目下さい。

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 千歳基地(千歳基地司令 小川能道 空将補)の管理栄養士である小山奈緒美技官(業務隊)は、今年1月、難関といわれる試験に合格し、10月に「公認スポーツ栄養士」の認定を受けた。
 公認スポーツ栄養士とは、地域、広域スポーツセンター及び各競技別のトレーニング拠点などにおいて、競技者に対する栄養管理全般を実施することが出来る知識とスキルを身につけた栄養士であり、具体的には、国体出場レベルのスポーツ栄養マネージメントが出来る人材と位置づけられている。
 現在では、オリンピックの選手たちやプロのスポーツ選手の栄養管理を行っている公認スポーツ栄養士も多く、これから管理栄養士になろうという若い世代にも人気急上昇の資格である。
 この資格を取得するためには、「公認スポーツ養成講習会」を受講しなければならない。受講資格は、「満22歳以上」、「管理栄養士であること」、「スポーツ栄養指導の経験がある者」で、日本栄養士会、日本体育協会が認めた50名だけが受講できる。小山技官は、2空団持続走チームの栄養指導や部外における栄養指導及び講習等の実績から、狭き門である受講資格を得た。
 講習は、1年目に、日本体育協会が実施するスポーツ指導者養成カリキュラムの受講。2年目には、日本栄養士会が実施する専門職を受講する。講習の受講資格は5年。その間に、すべての試験に合格しなければならない。小山技官は、仕事や子育て、家事等で忙しい中、体調を崩しながらも勉強を続け、今年、見事に難関を突破し、念願の資格を手に入れた。
 現在、全国では126名、北海道では6名の方が「公認スポーツ栄養士」として、認定され、小山技官の同期には、プロ野球「日本ハムファイターズ」の管理栄養士もいるという。自衛隊で認定されているのは、小山技官を含めて2名で、航空自衛隊では、初となる「公認スポーツ栄養士」の誕生である。

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 参考 「小山技官と持続走大会」










 平成22年2月2日(火)浜松基地で開催された航空自衛隊持続走大会にて











 平成25年10月23日(水) 千歳基地で開催された空自持続走大会にて


               


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