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三沢航空科学館訪問記


                            H27.09.14

 
三沢航空科学館に行ってきました

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 平成27年9月12日(土)、三沢氏にある三沢航空科学館に引地課長を訪ねた。引地課長は、三沢基地OBでつばさ会の会員であり、また予備自衛官でもある。
 科学館は、ミス・ビートル号、航研機、YS11などの常設展のほか、十和田湖から引き揚げられた一式双発高等練習機や映画撮影に使われた零戦21型の実物大機の特別展を開催している。この展示は好評で、「「零戦展示」5年半で20万人突破」の記事をつばさ会HPに頂いたので覚えておられる方も多いと思う。

 引地課長は、ちょうど展示品の説明直前ということで、あわただしい中、記事投稿のお礼述べるとともに機体の写真を撮影させていただいた。
























 聞けば、一式双発高等練習機は、一般財団法人日本航空協会から「航空遺産」に指定が決定したということでした。
 引地課長は、その貴重な一式双発高等練習機を前に、観客に対し説明を開始。最初はまばらな観客も、課長の熱心で分かりやすい説明に引き込まれ、徐々にその数も増えていきました。












 貴重な展示品ではあるが、課長の監督のもと、実際に機体に触れ、また機体の下部にまで入り込んでの体験は、観客にとっても満足感の高いもののようで、引地課長の説明の一言一言に耳を傾けている様子がうかがえました。
























 機体についての説明はもとより、個々の部品、また、墜落の状況、湖底での発見の状況、引き上げの様子、まだ16歳の搭乗員等々、説明は多岐に及びました。














 
 続いて、説明は映画撮影に使われた零戦21型の実物大機に移ります。
 以前は、ゼロ戦21型の実物大機もあったが、永遠のゼロの撮影のために持っていかれた、と。












 当時の日本の航空技術、特にゼロ戦の性能の高さなどを縷々説明。
 実物大機のほか、実機の部品を前にしての説明は、非常に具体的で、このゼロ戦の説明に多くの観客が引き込まれていました。
 また、所沢航空博物館で実施されたゼロ戦のエンジン始動のビデオも放映され、関心を呼んでいました。












 実機、また実物大機を前に日本の当時の工業力等を誇りをもって語る引地課長の説明に多くの訪問者が感銘を受けているようでした。

 航空祭の前日と当日以外は、バスも運行されていますので、機会がありましたら、一度ご訪問ください。
 ちょうど、見学に見えていたつばさ会のW氏は、ここへは昨年に引き続き2回目の訪問と言っていました。やはり、ひきつけるものが何かあるようです。

 重要航空遺産

                   (画記:n-alfa)

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 引地OB、有り難うございました。

              

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