【入間つばさ会 酒造研修】
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平成30年4月2日
日本酒の酒蔵研修記
入間つばさ会 中西一敏
入間つばさ会では、平成30年2月15日、希望者17名が埼玉県飯能市において昨年度に続き二回目の酒蔵研修を行いました。
仕込み時期の関係から杜氏が酒を造っているところは研修できなかったものの、創業121年五代目社長から、会社紹介の後、日本酒の匂いプンプンの中を製造工程に従って説明を受けました。
聞きかじりながら酒米から日本酒になるまでをご紹介しますと、酒米 → 精米(洗米) → 蒸米(米麹)→ 仕込み(酵母)→ もろみ(発酵)→ しぼり(日本酒と酒粕に分ける)→ この間二十日~三十日を経て新酒が完成します。酒の上下(等級)は、精米歩合・酵母の優劣・水によって、本醸造酒・純米酒・吟醸酒等に分類されます。
熱心に研修する会員 無調整の原酒を振舞う社長
研修の途中では、しぼる前で無調整のアルコール濃度が高く深い味の原酒を試飲し何人かは何回かお代わりするなど、一般では味わえない酒を楽しみました。
また、新酒に残っている酵母などの微生物を殺菌し麹本来の酵素を失活させて、保存性を高める工程を「火入れ」と言い、この火入れの時期(熟成期間の長短)・熱加減・蔵出し(出荷) の時期によって、一般的な清酒・生酒・冷酒・生貯蔵酒などに分けられます。
工程研修後は、同社販売部で出来立ての七種の酒を約1時間にわたって試飲させて頂き、結果的にはミニ宴会の様相を呈するなど研修者一同大いにご満悦の体で帰路につきました。
日本酒は、蒸米・麹・水で仕込み、微生物の働きによるものであり活きていること知り、保管に注意するとともに飲酒時の楽しみがいっそう味わい深くなりました
なお、同社は主要銘柄名を「天覧山」としていますがその由来は、飯能市内の羅漢山と呼ばれていた山で、明治14年4月17日明治天皇が近衛師団の演習を統監されたことにより天覧山と呼ばれるようになったことから、銘柄名にその名をあやかったそうです。標高195㍍の頂上には、大正14年に行幸記念碑が建てられています。
入間つばさ会 中西一敏