5月13日(土) 、当該慰霊祭実行委員会からの案内に基づき福岡県護国神社で催行された当該慰霊祭に参加しました。慰霊の対象は第2次大戦で特攻により戦死された福岡県出身者の301柱とされていました。 但し、沖縄戦特攻で戦死された戦艦大和の乗員は除外とされていました。
現職自衛官として第4師団副師団長片岡陸将補及び西部航空管制団司令小笠原空将補が参加されていました。
11時から慰霊祭は開始され護国神社の斎場は参列者で満杯でした。
慰霊祭は祭典の部と式典の部との2部構成で催行されました。
1 祭典の部の式次第
(1)開会のことば
(2)国旗敬礼
(3)国歌斉唱
(4)黙祷
(クラリネットで「国の鎮め」がBGMとして吹奏されました。)
(5)神事
この行事で九州つばさ会会員小野福岡偕行会会長(写真)が玉串奉奠
2 式典の部の式次第
(1)電報披露
ご多分に漏れず主として国会議員及び県会議員の名前が多数紹介されました。
(2)福岡県特攻勇士の遺書紹介(担当役員が朗読)
(3)奉唱
クラリネットの伴奏により、参列者全員で「海ゆかば」を合唱
(4)奉納(演舞の奉納)
ア 藤間流で若者(小学生)が「同期の桜」の演舞を奉納(写真参照)
2機の戦闘機が集散離合を繰返す様を演舞で表現。非常に鋭い演技で空中戦を想起させる見事な演舞でした。
イ 博多券番4名の芸者による「博多節」と「黒田節」の演舞の奉納(写真参照)
綺麗で、且つなまめかしく特攻戦死者も特攻出撃前、これらの演舞にあやかりかっただろうと想起。
(5)ご遺族代表挨拶
これで慰霊祭は終了。この後、有志の募金で建立した護国寺境内の特攻戦死者慰霊碑を訪れ参拝(写真参照)
本日は九州つばさ会を代表して、斯様な活動をしました。皆様、機会がありましたら護国寺境内の特攻戦死者慰霊碑を詣でて見て見て下さい。
記事及び写真 九州つばさ会 会長 御木信宏
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