つばさ会トップ
新年挨拶トップ
【新春メッセージ】
新
年明けましておめでとうございます。新しい年が皆様にとって輝かしい一年となりますよう祈念致します。
また昨年、つばさ会が創設50周年を迎えられたことに、改めて敬意を表しますとともに、これまで航空自衛隊に常に寄り添いご厚誼を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。
近年、わが国周辺海空域における周辺国の軍事活動は活発化する傾向にあります。中でも中国は、より遠方の海空域における作戦遂行能力の構築を目指していると考えられ、海上、航空戦力による活動を質・量ともに急速に拡大しています。特に、中国海・空軍の航空機による我が国に対する情報収集と考えられる活動が活発化し、航空自衛隊による中国機に対する緊急発進の回数も急激な増加傾向にあります。また、北朝鮮による大量破壊兵器・ミサイル開発は、わが国に対するミサイル攻撃などの挑発的言動とあいまって、わが国の安全に対する重大かつ差し迫った脅威となっています。更に、ロシアは、近代化改修された戦闘機の極東方面への配備を進めている他、爆撃機、情報収集機及び戦闘機による本邦接近飛行等、活動を活発化させています。
この様な中、昨年は、日米防衛協力のための指針の見直し、平和安全法制の成立等の動きとともに、航空自衛隊としても統合機動防衛力の構築、そして要時要域における航空優勢を確実に維持するための防衛力整備を鋭意進めて参りました。
そして今、新しく迎えた平成28年、航空自衛隊は、戦闘機F−35Aの継続取得、南西地域の防衛態勢強化として那覇基地に第9航空団を新編するとともに、部隊の練成に努め、抑止力、対処力を向上させ、引き続き、国民の皆様の生命と財産、わが国の領土・領海・領空を断固として守り抜く堅い決意の下、使命を完遂し、その負託に応えて参ります。
平成28年の年頭にあたり、つばさ会が新たな50年に向けて更に発展されること並びに皆様の益々のご健勝とご多幸を祈念し、新年のご挨拶と致します。
第34代航空幕僚長 杉山 良行 空将