福江島分屯基地 創設59周年記念行事

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福江島分屯基地 創設59周年記念行事に参加して

 去る9月28日(土)、長崎県五島市にある福江島分屯基地創設59周年記念行事に参加しました。現役の時には、一度も訪れたことのない分屯基地ですが、 弊社の飛行機(ANAウイングス:ボンバルディアDASH8)が飛んでいることとつばさ会の理事であることから基地から案内状も頂き参加したものです。  
 羽田から福岡経由でほぼ一日がかりで前日に福江島につきましたが、秋晴れの好天にも恵まれ、青い空と碧い海に囲まれた福江島を空から堪能しました。 (こんな時、小型機(40人乗り)は左右の窓から景色が見え、楽しめます)  
 28日の記念行事当日も秋晴れの好天に恵まれ、記念式典や各種イベントも整斉とかつ順調に行われました。
 記念式典では、市長や県会議員等の来賓臨席の下、堀江司令の訓辞から始まり、来賓祝辞、協力者への感謝状贈呈と厳粛に執り行われました。
 堀江司令や来賓の話から創設59年(空自創設と同じ)の重みや周辺市町村4万人の信頼及び協力の状況が十分に感じられました。
 その後、多数の一般市民の方が来場され、新田原救難隊の飛行展示や隊員による蛇踊り(隊員手作りと聞きました)等を招待者も共に楽しみました。

 昼、場所を移動して(遣唐使ふるさと館)招待者、隊員併せて150人余の祝賀会が催されました。OBの方も多く、また地元の中学生たちの伝統の踊りも披露され、和気藹々とかつ手作り感満載の祝賀会でした。
 来賓及びOBの方々も皆さん、満足されて帰られました。

 記念式典から祝賀会そして来賓及び招待者の接遇や基地内の各種イベントまで、わずか150人余の福江島分屯基地の隊員の力で本当に頑張って実施してくれたなと一OBとして感激しました。
 これも基地司令をはじめ全隊員の指揮と士気の高さだろうと思います。
 余談ながら、堀江基地司令から最近、市の商工会議所主催で合コンも積極的に行われているとも聞きましたが、自衛官が公私ともに国民から期待されているのも、公務員としての安定性だけでなく、一人一人の企画力や行動力といった能力の高さも評価されているのではないかと思います。

 最後に福江島分屯基地も来年は創設60周年となります。基地にゆかりのあるOBもそうでない方もたまには、訪れてみませんか。福江島分屯基地では大歓迎だと確認しました。問い合わせ先は福江島分屯基地 総務班(0959−84−2074 内線207)です。喜んで案内状を出して頂けるそうです。
 移動手段は、福岡または長崎空港から飛行機で約50分、または長崎港から福江島港までジェットフォイルで約85分です。どちら移動手段も景色を堪能しながらの移動となること間違いありません。

                                    (文・写真:滝脇理事)